共有ルールセット
ポータルの共有ルールセット(アカウントルールセットと呼ばれることもあります)機能は、あらゆるキャンペーンのあらゆるセグメントで使用できるセグメンテーションルールセットを作成する機能を提供します。複数のセグメントで同じルールセットを作成する必要がある場合、共有ルールセットは非常に役立ちます。例えば、ユーザーがカートに商品を持っているかどうかを判断するための一般的な共有ルールセットとして、「Current Page Cart Value is greater than 1」といったものがあります。各セグメントでこのルールを再作成する代わりに、セグメントのルールセットエディタを使用すると、この共有ルールセットを簡単に参照できます。
セグメントのルールセットエディタと同様に、共有ルールセットエディタでは複数のルールが連携して動作します。ルールセットが真であると見なされるためには、定義されているすべてのルールが満たされている必要があります。
セグメントで共有ルールセットを参照することは、他のルールを追加することと同じです。「Account Ruleset」ルールを選択し、希望する共有ルールセットを選択します。1つのセグメントルールセットにつき複数の共有ルールセットを持つことができます。セグメントに適用される場合、共有ルールセット全体は本質的に個別のルールのように機能します。
リスト
Figure 1: Shared Ruleset List
共有ルールセットのリストには、各共有ルールセットに関する一般的な情報が提供されます。これには、ルールセット上のルール数と、セグメンテーションでルールセットが使用された回数が含まれます。
リスト内の各ルールセットには、いくつかの利用可能なアクションがあります。
- Add to Segments: これをクリックすると、現在のルールセットを1つ以上のセグメントに設定できるセクションがスライド表示されます。共有ルールセットは、選択されたすべてのセグメントのすべてのルールセットにルールとして追加されます。
- Rename: これにより、共有ルールセットに新しい名前を設定できます。
- Copy: これにより、共有ルールセットがコピーされ、別のルールセットが作成されます。元のルールセットには影響しません。
- Delete: これにより、共有ルールセットが削除されます。いずれかのセグメントから参照されている共有ルールセットは削除できません。
編集
Figure 2: Shared Ruleset Editing
はじめに述べたように、共有ルールセットの編集は、セグメント上のルールセットを編集することと実質的に同じです。共有ルールセットに加えられた変更は、そのルールセットが使用されているすべてのセグメントのランタイムシステムに即座に反映されます。
共有ルールセット内で、別の共有ルールセットをルールとして参照することはできません。