AWS S3
AWS S3連携は、Fanplayr 360のエクスポートにおける出力先としてのみ使用できます。
認証
Fanplayr 360 AWS S3連携で認証を行うには、まずAWS IAMで、目的のS3バケットとフォルダへのみアクセス権を持つユーザーを作成する必要があります。以下は、このユーザーのインラインロール定義の例です。
json
{
"Version": "2012-10-17",
"Statement": [
{
"Sid": "VisualEditor0",
"Effect": "Allow",
"Action": ["s3:PutObject", "s3:PutObjectAcl"],
"Resource": "arn:aws:s3:::<bucket>/<folder>/*"
}
]
}
これをAWSアカウントで設定した後、認証を完了するために3つの情報が必要になります。
- アクセスキーID: 作成したユーザーのアクセスキーID
- シークレットアクセスキー: 作成したユーザーのシークレットアクセスキー
機能
ファイルのアップロード
AWS S3連携の唯一の機能は、エクスポートの一部としてファイルをアップロードすることです。3つの情報が必要です。
- エンドポイント: これはS3のエンドポイントです。Amazon S3連携の場合、この値は通常
https://s3.<S3-region>.amazonaws.com
です。ただし、この連携はS3ライクなシステム(Cloudflareなど)でも使用できるため、それらのシステムではこのエンドポイントは異なります。 - バケット: これはS3バケットです。ユーザーのIAMロールで定義されたバケットと一致する必要があります。
- フォルダ: これはS3のフォルダパスです。この値は
parent/child/
のようになるはずです。これはオプションですが、指定しない場合、結果のファイルはバケットのルートに配置されます。
この出力先がエクスポートにアタッチされている場合、エクスポートされたデータファイルは、S3で定義されたバケットとフォルダ内に配置されます。ファイル名は、エクスポートの日付やその他の情報に基づいて、各レポートで一意に生成されます。データタイプは、エクスポートの定義に応じて「JSON」または「CSV」のいずれかになります。詳細については、エクスポートを参照してください。